What's it ?

国立公園検定は、日本の宝である国立公園に関する深い知識を学び、その価値を広め、保全活動に貢献するための検定です。日本には、四季折々に変化する豊かな自然環境を持つ35の国立公園があり、それぞれが独自の景観や生態系、そして地域の文化や歴史、制度を内包しています。この検定では、国立公園の成り立ちや自然保護の取り組み、地域と自然の共生に関する理解を深めます。

受検者は、国立公園内の生態系、動植物、地形、気候といった自然に関する知識だけでなく、周辺地域の文化や歴史、伝統的な生活様式にも目を向けます。また、持続可能な観光のあり方や、地域社会と協力した環境保護の実践方法についても学びます。これにより、自然と文化の両方を守り育てるための具体的なアクションを提案できる人材を育成することが目的です。

さらに、国立公園検定は単なる知識の確認にとどまらず、参加者が学んだことを実生活で活かし、国立公園の保全と利用の促進に積極的に関与できるようになることを目指しています。例えば、国立公園を訪れる観光客に向けてガイドを行う際や、地域の観光産業に携わる場面で、自然や文化の魅力を的確に伝える力を養います。

この検定を通じて、日本の国立公園を守り、次世代へと継承していく意識を高めることができるでしょう。さらに、持続可能な開発目標(SDGs)にも貢献し、国内外からの関心を引きつけるためのリーダーシップを発揮できる存在として、地域社会や国際社会の中で重要な役割を担うことが期待されています。

国立公園
検定受検のメリット

  • WEB受検型検定なので
    忙しい時間の合間に学習できる!
    • 各受検等級によって学習内容が違いますが、2級、1級はインターネットでの受検となります。仕事をしながら学校に通いながら国立公園の事を学ぶことが可能です。
  • 国立公園を知ることで
    SDGsや国の取り組みに貢献できる!
    • 国立公園の自然について知り、大切に守る意識を持つことが、SDGs貢献への大きな一歩となります。
    • 本検定は、環境省「国立公園オフィシャルパートナー」として、ネイチャーホスピタリティ協会が主催。各地域における魅力を知り、旅行者や各地域の認知拡大を図ることで、人々の環境保全への理解を深めるとともに、地域の活性化につなげる取り組みの一端を担っています。
  • より深く旅が楽しめる!
    人脈を広げられる!
    • 定期的に実施される特別交流会に参加し、地域を知り尽くした講師から、歴史や⾷、⾃然などさまざまな知識を得ることができます。
    • 特別交流会で、地域活性化に取り組んでいる⼈と意⾒交換ができます。
  • 仕事につなげられる!
    自分の住む地域を元気にできる!
    • 国立公園エキスパートとして履歴書に記載することが可能です。
    • 施設のPRや地域発展の活動に活かすことができます。
  • 就職活動やビジネスで役立つ!
    • 地域の特産品や文化、SDGsに関する知識を生かし、関連するプロジェクトの推進に役⽴てることができます。
    • 面接などにおいて、時代の潮流を捉えるために必要な“一般教養”を持っていることのアピール材料となります。
    • 観光、エアライン、商社、マスコミ、文化・教育機関、国際機関などにおいては、検定の取得が強みになると想定されます。

検定レベル(各級の目安)

国立公園検定は、自然や環境保全に関する幅広い知識を問う検定で、出題内容は環境省国立公園HPに掲載されている文章に基づいています。自然環境や国立公園に特化した知識をしっかりと学べば、これまで国立公園について学ぶ機会がなかった方でも合格を目指すことができます。

試験の内容は、環境省国立公園HPに掲載されている文章で取り扱われている基本的な知識や概念に沿っており、難解な実務経験や特殊な知識は求められません。各級によって要求される知識の深さや理解度は異なりますが、段階的に自然環境や保全の視点を学んでいくことで、誰でも挑戦できる内容になっています。

特典とイベント

    • 会員バッジ(1級、エキスパート)
      (シルバー、ゴールドのバッジをご用意しています)
    • 国立公園サミットへの参加案内
    • 現地研修、勉強会への参加案内
    • 国立公園エキスパートとしての活動支援

検定試験について

試験内容は受検等級によって違います。
2級では検定試験は50問出題され、1級では70問出題されます。試験時間は2級では50分・1級は70分です。
全て3択から選択していただきます。
  • 2級 問題例
    • 例題1
      日本最高峰である富士山は、富士伊豆箱根国立公園のエリアに含まれますが、富士山に次ぐ日本第2位の高峰である北岳をエリアに含む国立公園といえば次のうちどれか。
      ①南アルプス国立公園②大山隠岐国立公園③磐梯朝日国立公園
    • 例題2
      ( a )は、日本の優れた自然の風景地を保護し、その利用を促進することを目的として、1957年(昭和32年)に制定された法律です。日本の国立公園や国定公園、都道府県立自然公園は、この法律を元に指定されています。( a )に当てはまるものは次のうちどれか。
      ①自然公園法②国立公園法③日本公園法
    • 例題3
      北方領土を除く日本の最東北端に位置し、流氷がもたらす海の恵みと野生生物の豊かさが特徴的な、その地域が世界自然遺産にも登録されている国立公園といえば次のうちどれか。
      ①釧路湿原国立公園②支笏洞爺国立公園③知床国立公園
  • 1級 問題例
    • 例題1
      中禅寺湖は、およそ2万年前に( a )の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、周囲約25キロメートル、最大水深163メートルの原形ができたといわれています。四季折々の景色は、明治中頃から昭和初期にかけて各国大使館や外国人別荘が建てられ、国際避暑地として外国人をも魅了してきました。( a )に当てはまるものは次のうちどれか。
      ①女峰山②男体山③日光白根山
    • 例題2
      霧島錦江湾国立公園内では、『キリシマ』の名前を持つ植物を多数見ることができます。そのうちの一つ( a )は、九州地方では、霧島山系でしか見られない落葉低木で、3月から4月にかけて枝先に黄色い小さな花を咲かせ、訪れる人を楽しませてくれます。( a )に当てはまるものは次のうちどれか。
      ①キリシマミズキ②ミヤマキリシマ③キリシマヒゴタイ
    • 例題3
      伊勢志摩の海域は、穏やかな内海と荒波の立つ太平洋の外洋で成り立っています。外洋と内海の漁場ともに、温暖な( a )が絶えず流れ込み、また、志摩半島の沿岸の里海には、海洋生物のゆりかごとなるカジメやアラメなどの海藻による海中林が広がっているのが特徴的です。( a )に当てはまるものは次のうちどれか。
      ①親潮②対馬海流③黒潮
※この問題は例題です。実際に出題される問題とは異なります。

お申込みから検定試験までの流れ

  • 1
    お申し込み
    指定された期間内にお申し込みください。
    申込期間は約1か月です。
    受検料金:
    第1回検定 2級試験 価格 8,800円(税込)
    第1回検定 1級試験 価格 11,000円(税込)
  • 2
    学習方法
    受検する等級によって学習の方法が違います。
    具体的には検定実施内容を読み、各受検等級に沿った学習を進めて下さい。
  • 3
    検定試験開始
    指定された期間内に受検してください。
    検定受検可能期間は約1週間です。
    WEBブラウザで受検できますので、期間内であれば好きな時間に受検することができます。
  • 4
    合格発表
    検定受検可能期間終了後1週間以内に合否発表が行われます。
    合否は、マイページで確認できます。
    検定に合格すると、合格認定証をダウンロードすることができます。